脳は究極の情報処理機械である

Brain as an extreme information processing machine

突然浮かんだフレーズ。

問題は、情報を抽象化、そして、イメージ化することを
数学的に表現するためには、どうしたらいいか、
ということである。そのための理論をつくり、そして
そもそも脳がそれに従っているかを検証する必要がある。

つまり、脳の情報処理の原理(数学)を見つけることだ。

一つの仮説が、脳は、情報を究極的に最適化している、
つまり、情報を最高度に抽象化している、というものだ。

抽象化は、数学的には、データ抽象化と、制御抽象化の2つ
があるといわれる。
たとえば言語は概念のデータ抽象化の極値
イメージは空間のデータ抽象化の極値である。

制御抽象化は、大脳と小脳で、イメージ空間と、時間を
混合したイメージ時空間をつかって、多次元的に行われる。

この仮説を、数学的に証明する必要がある。
これが解ければ、脳の存在目的が解けたことになる。

そのためには、計算科学、神経科学、情報科学分子生物学、そして心理物理学、認知科学 を駆使する必要があるだろう。