2014-01-01から1年間の記事一覧

行動と知覚(感覚ではない)の複雑な関係

行動(身体運動)と知覚(感覚情報を、認識すること)の関係は、 思ったほど簡単ではない。以下の4つの場合に分けることができるだろう。行動をしていながら、知覚していない場合。 典型例。 心臓拍動。 行動していながら、知覚する場合。 これが普通のActiv…

量子論の本質

量子論の本質は、エルミート性とヒルベルト内積空間を使った、自然を整数表現(プラス1、マイナス1)したものである。整数の内積表現なので、結果はやはり整数となり、それによってベクトル線形表現が可能になる。ヒルベルト変換の力である。これを直接証…

脳は一体何をやっている?

感覚器からの入力の処理、 意識と意図の作成、 生命維持、身体維持、 感覚統合 運動系の統御、制御、 感覚系と運動系の協調動作これらを、マイクロセカンドの速さ、マイクロメータの細かさで、10の10乗のオーダーで 計算している。これは、純粋に私個人の…

感覚の可塑性、知覚拡張の可能性

神経系は、自分で感覚意識する以上のものを、センスしている。例えば、 聴覚でいえば、自分が聞こえると意識するのは、だいたい50Hz程度だが、厳密なテストを行えば、20Hz付近でも、信号を感知している。同様に、高周波においても、約2万Hzの周波数信号…

サイエンスに必要な要素

サイエンスに必要な要素: 1. テーマ、研究題目、ある研究分野におけるテーマの設定 2 そのための現象、自然を観察する 3 その問題をサイエンスの枠組みで仮説として組み立てる能力 4. 今どこまでわかっているか、何がわかっていないかという感覚 5.…