サイエンスに必要な要素
サイエンスに必要な要素:
1. テーマ、研究題目、ある研究分野におけるテーマの設定
2 そのための現象、自然を観察する
3 その問題をサイエンスの枠組みで仮説として組み立てる能力
4. 今どこまでわかっているか、何がわかっていないかという感覚
5. 自分が何を作り出せるか、どこに自分のオリジナリティがあるか、それを
どう使うか
6. テーマを解決する具体的手段
7. それを使った仮説を構築する
8. その仮説を支持するデータ
9. その仮説の元になるモデル。 計算モデル。
10. 計算モデルを支持するデータ、パラメタ、データ構造
11. それに対する反対仮説
12.反対仮説を支持するデータ、事実
13.支持仮説、反対仮説を評価する議論
14.それらを纏め上げて、研究全体を評価する能力
15.それらにもとづき、あたらしい切り口、新しい分野を構築する能力
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サイエンスには、それを行う前提を決める哲学が必要だ。 普段は、ずっとえらい教授などが行う。
たとえば、意識の問題を最初に提示したひとはえらかった。これは一種哲学である。
自分のオリジナリティ、得意なところがどこにあるか、不得意がどこかを見極めることは大切である。
得意なところを最大に伸ばす、これが基本だ。
実際にどのように、仮説を説明する仕組みを作り出すか、どのように数値化するか、
ここが問題の肝のひとつだ。
また、それを使ったらいったいどのように世界を描けるのか、というモデルもしくはメタモデルを
事前に持っておくことはとても大切。
最後に、そのデータをどう解釈し、どう評価するか、という評価能力も大切である。これは、
モデル構築能力にも関係する。