知能と情動: 仕事と恋愛との相関

脳の部分で、知能をつかさどる、感覚知覚認知の部分と
感情を形成する情動回路の関係は、社会における仕事と
恋愛の関係と相関する、という仮説を立ててみた。

この記事では、恋愛の引力は、異質性、男性性と女性性、
異なるので魅力が生まれ、恋愛が生じる、とある。
そこには、ランダム化の力、カオス的な関数で記述できる
ものが存在する、という仮説。結構おもしろい。

それにたいして、人間関係、それの究極としての恋愛は、
カオスを引き起こし、喧嘩をし、仲直りをして、心理的
肉体的関係を変化させる。つまり、仕事と正反対なのが、
恋愛である。現代では、仕事と恋愛のバランスが崩れて
いるので、よい恋愛ができない、という仮説である。

http://partner.jp.msn.com/landing/CPLanding.aspx?cpp=jpn/cnt/special/feb2010/01.html&avo=1&MTS=1

とりわけ、女性の男性化、仕事化、男性の女性化が
同質化を招き、ますます恋愛から遠ざかる、という
分析だ。

それでは、恋愛と仕事を両立するにはどうしたらよいか。

これに対する明確な答えはないが、Promissingな
仮説はいくつかある。

一つのやり方は、独立なものとして時分割する、というやり方だ。
Unixの並列処理のようなものだ (笑)

もう一つのやり方は、空間を別にして、処理を別にする。
丁度右脳でイメージを処理し、左脳で論理を処理するようなものだ。
そして、その2つの間で、ブリッジを築く。 これは脳梁のような
ものだ。

思えば、知覚と感情も、いずれも、海馬から帯状回につながり、
そこから、判断、思考、記憶、創造を作り出す。
これは、まるで、男と女から子供が生まれるようなものだ。