細胞としての神経細胞(Neuron)

ミクロの観点から、細胞として神経を見た場合、神経というのは、まず、もっとも複雑怪奇な細胞である。その構成要素は、細胞体、軸索、樹状突起、そしてグリア細胞、の4つがあるが、それぞれ、異なる組成をもつ。

神経細胞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%B4%B0%E8%83%9E

Neuron
http://en.wikipedia.org/wiki/Neuron

それを、一般的な細胞と、比べてみた場合、神経細胞

1.バカでかい
2.構造が複雑である
3.細胞分裂を起こさない。したがって、
  再生が不可能に近い場合が多い (例外はある)
4.イオン交換による信号伝達を行う
5.特殊な代謝様式のため、莫大なエネルギー(栄養)を
  必要とする
  
という特徴がある。

細胞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E

Cell
http://en.wikipedia.org/wiki/Cell_%28biology%29

神経細胞が、どれほど特殊な細胞で、どうやって
生じてきたのか、深く考えてみる必要があるだろう。
それによって、神経細胞の特異性が明らかになる
からである。それとともに、分子生物学的観点、
バイオテクノロジー的観点から、神経細胞の構築
をモデルしてみるのも、面白いだろう。