アートと創造性:美しさについて

ARTというのは、美しさ、という側面と「技」という側面がある。先日の、浅田真央ちゃんの演技でもそうだった。

結局、美しさを編み出す、作り出す、ということがアートの本質なんだろうと思う。サイエンスの目的も、究極的には、美しい宇宙の真理を見つけ出す、ということで、共通点がある。

そこで、美しい、とはどういうことなのか、ちょっと考えて見た。

まずは、具体例から。ぼくが美しいと感じるのは、

1.大自然、宇宙、太陽、地球など。

2.生命体、細胞、脳、人体 (わらい)の構造とその機能の神秘)
3.統一された論理とその一貫性(数学、物理学、トポロジーなど)

4.そこでしか味わえない独創性、独自性、個性(これはぼくの嗜好かも)

5.感覚直感を直接刺激するもの、論理を超えたもの (神など)
6.想像力を喚起するもの。感覚ではなく脳内にある世界。


創造と言うのは、何らかの方法で、これらに到達して、それを記述したり、解釈したり、つまびらかにして、気持ちよくなるプロセスのことではないか。 1に関しては、1/f のリズムやフラクタル構造が自然に内包される、とよく言われる。また、内的にリラックスしながら想像するとき、
アルファー波の脳波リズムが観測されることがよくある。
創造性をもったときの脳の時空間特性を考える、これが
研究の一つのカギかもしれない。